学会紹介

本会、一般社団法人日本口腔衛生学会(Japanese Society for Oral Health)は口腔衛生学の進歩と発展を図り、もって国民の健康と福祉の増進に寄与することを目的(定款第3条)として設立されている。1952(昭和27)年に口腔衛生学会としてスタートし、1980(昭和55)年に日本口腔衛生学会(Japanese Society for Dental Health)と改称した。2008(平成20)年に有限責任中間法人として法人化を行い、2009(平成21)年に一般社団法人へ移行した。平成23年に学会英語名称の変更を行い、現在に至る。

本会はそのために次の事業を行うことになっている(第3条)

  1. 学術大会の開催
  2. 研究発表会,講演会および講習会などの開催
  3. 機関誌その他の刊行物の刊行
  4. 学会認定医制度等に関する事業
  5. 調査ならびに合同研究
  6. 国際交流に関する事項
  7. その他本法人の目的を達成するために必要な事業

学会ロゴマークの画像

本学会のロゴマークには二匹の蛇が絡む杖が用いられています。この杖は情報の神ヘルメスが医神アポロンからもらった黄金の杖ケーリュケイオンに由来します。一方でアスクレピオスの杖(一匹の蛇が絡む杖)を使用する医療関係団体も多くあります。アスクレピオスは医神アポロンの息子です。ヒポクラテスの誓いでも「医神アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、パナケイアおよびすべての男神と女神に誓う」と記録されています。ところが、二匹の蛇が絡む杖は医療だけでなく商業学校のロゴマークにも使われているので一匹の蛇が絡む杖のほうが医療に相応しいとの意見があります。これは、ローマ固有の商業神メルクリウス(英語名はマーキュリー)とヘルメスが同一神のように扱われたためです。

どちらの杖でも差し支えはありませんが、医療の神アポロンと情報の神ヘルメスが共に大切にしたケーリュケイオンは社会歯科学を包含する日本口腔衛生学会のロゴマークに相応しいものだと思われます。なお、二匹の蛇は「ScienceとArtの調和」を意味します。

なお、本マークは第50回学会・総会時に定められ、2011年の学会英語名変更を受けて、現在に至ります。