接着 ここが知りたい -歯科技工士編-
日本接着歯学会 編
内容紹介
接着は歯科医学各分野の専門科目でのみとり上げられており、『接着歯学』という体系化された教育は行われていないのが現状です。
そこで歯科医師のみならず、歯科医療現場で同じ問題点の解決にむけ日々取り組む歯科技工士の皆様へ、接着歯学の浸透および一層の発展を願い、本書の刊行となりました。
前半は接着の基礎や臨床解説、後半はコンポジットレジンや人口歯との接着など、歯科技工士の皆様に理解していただきたい接着を写真やグラフを使い、わかりやすく解説しています。
どれほど美しく、また耐久性に優れた修復材料を用いても、接着技術に不備があっては患者さんが噛む喜びを得ることはできません。
患者さんと喜びを共感するためにも、ぜひこの本をご活用ください。
掲載内容
1章 基礎編
1 歯科医療における接着の基礎
2章 臨床解説
1 臨床解説
3章 保存系
1 ミニマルインターベンション(MI)とは?
2 どんなボンディングシステムがあるの? -セルフエッチングプライマーを中心に-
3 コンポジットレジン修復の接着手技と器材を理解しよう
4 コンポジットレジンインレーの術式、接着操作を理解しよう-レジンコーティング法
5 二次う蝕と補修 -パッチ修復って何?-
6 歯髄は極力保存しよう-歯髄保護対策
7 無髄歯の修復-直接レジンコア
4章 補綴系
1 間接法:レジン築造・メタル築造
2 メタルクラウン、陶材焼付鋳造冠、接着性ブリッジ、硬質レジン前装冠
3 メタルフリー修復:オールセラミックスクラウン・ブリッジ
4 メタルフリー修復:ラミネートベニアクラウン
5 高密度フィラー配合ハイブリッド型コンポジットレジン(ハイブリッドセラミック)クラウンとファイバーブリッジの接着技法
6 IMPLANT・アバットメントデザインと外せる接着法
7 人口歯との接着
8 メタルフレームとの接着
9 リライニング・その他の修理
10 歯冠補綴物の修理
5章 その他
1 象牙質知覚過敏症
2 シーラントにおけるう蝕予防
3 ブラケットの接着
4 動揺歯の固定
詳細情報
ページ数 |
138ページ |
ISBN |
978-4-89605-236-7 |
版型 |
B5判 |
初版年月日 |
2008年2月12日 |
- 協会出版物
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