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歯科衛生士・歯科技工士・歯科スタッフ 関連

実例から学ぶ 歯科衛生士の訪問歯科

著 板倉康夫 岩田敦子

画像:実例から学ぶ 歯科衛生士の訪問歯科

内容紹介

摂食機能を少しでも取り戻した患者さんが「食べた先」には何があるのでしょうか?

歯科衛生士として、訪問診療を続ける著者が考える訪問歯科診療の作法、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)やACP(Advance Care Planning)を豊富な実例をまじえながら解説。特に印象に残った3症例は事例紹介に挙げました。どのような最後を迎えたいか、患者さんの看取りからエンジェルケアまでを担う著者ならではの視点、気付きは皆さんの大きな助けになるはずです。

患者さんやご家族が笑顔になれる、楽しい時間を一緒に過ごせる訪問歯科診療。今まで訪問をしたことのない方、興味はあるけど何となく一歩先に進めない方、ぜひ本書から訪問歯科の世界に飛び込んでみてください。

価格:2,200円(税込)

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掲載内容

第1章 訪問歯科診療のお作法

  1. 歯科診療をはじめる前に
  2. あらかじめ聞いておくこと
  3. 到着まで
  4. 訪問時の着衣
  5. 玄関にて
  6. 接遇と呼称について
  7. お国言葉の利用
  8. 会話
  9. 一に傾聴、二に傾聴
  10. ポジショニング
  11. 口腔ケア
  12. 口腔ケアを拒否する患者さん
  13. 身体に触れるときの注意
  14. 口腔乾燥への対応
  15. ケアマネージャーへの連絡

ICF(国際生活機能分類)を用いた個人情報の整理

  1. ICFとは
  2. ICF活用のきっかけ
  3. ICFの基本
  4. 相互作用モデル
  5. 剛さんの場合
  6. 訪問する歯科衛生士のICF
  7. まとめ

事例紹介

【事例1】舌根部ガン末期  独居の在宅看取りを多職種で支援した一例
  1. 文太さんとの出会い
  2. 目標と歯科衛生計画の立案
  3. 歯科衛生介入
  4. 振り返り
【事例2】認知症高齢者  認知症高齢者の生活支援の一例
  1. やすんどさんとの出会い
  2. 目標と歯科衛生計画の立案
  3. 歯科衛生介入
  4. その後
  5. 振り返り
【事例3】エンジェルケアの経験  神経難病高齢者の独居生活を支えた一例
  1. はつゑさんとの出会い
  2. 歯科衛生診断と歯科衛生計画の立案
  3. 歯科衛生介入
  4. 振り返り

どのような最後を迎えたいか -患者さんの希望と歯科治療-

  1. 最後の迎え方についてのエピソード
  2. 患者さんの生涯にかかわる歯科治療
  3. どのように死にたいか?
  4. 人生の最後を支える介護
  5. 寿命の推移
  6. 訪問診療の理解を深める

詳細情報

ページ数 140ページ
ISBN 978-4-89605-385-2
版型 A5判
初版年月日 2022年7月25日

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