歯科医学教育白書2021年版(2018~2021年)
一般社団法人 日本歯科医学教育学会白書作成委員会 編集
内容紹介
2021年版で6版目をむかえた歯科医学教育白書。今回は学会法人化体制の整備やCOVID-19の感染拡大など、学会内外の大きな変革もあり、3年での出版から4年での出版に変更となった。今作では各章の各年度資料も2018~2019年度データと2020~2021年度のデータ比較ができ、歯科医学教育の参考となるように作成されており、学会員のみならず、歯科医学教育にかかわる全スタッフに役立つ一冊となった。
2021年版正誤表.pdf
掲載内容
第1章 歯学部の現況
- 1)歯学部の設置
- 2)教員組織
- 3)学生定員および在籍学生数
第2章 歯学部学生の受け入れ
- 1)大学進学の動向
- 2)歯学部入学試験の現状
- 3)選抜方法の改善
第3章 学生生活
- 学生生活の現況
- 学生支援制度・奨学金
- 課外活動
- 全日本歯科学生総合体育大会(オールデンタル)
- コロナ禍における学生対応
第4章 歯科医学教育プログラム(学士課程教育)
- 教育改革等の動向
- モデル・コア・カリキュラム
- 歯科医学教育カリキュラムの現状と改革
- 教養教育(リメディアル教育とEarly Exposure)
- 基礎歯科医学教育
- 臨床歯科医学教育
- 社会歯学系教育
- プロフェッショナリズム教育(倫理・態度を含む)
- リサーチマインド教育
- 臨床技能教育
- 歯科における医学教育
- 多職種連携教育
- 災害時歯科医療教育
- 法歯学教育
- コロナ禍における学士教育
第5章 共用試験
- CBTとその現況
- OSCEとその現況
- 歯学系診療参加型臨床実習後客観的臨床能力試験(Post-Clinical Clerkship Performance Examination(Post-CC PX))の概要
第6章 臨床実習
- 臨床実習の目標
- 診療参加型臨床実習の実施状況
- 臨床能力の評価
- コロナ禍における臨床実習
第7章 特色ある教育・学修法
- 地域基盤型教育
- 問題基盤型教育(PBL)
- テュートリアル教育
- シミュレーション教育(模擬患者・バーチャルペーシェントを含む)
- 医療コミュニケーション教育
- 汎用的能力教育
- ICTを活用した教育
- その他(特筆すべき教育・学修法)
第8章 歯科医学教育の自己点検・評価
- 制度とその運用
- 教員の教育能力開発(FD/SD)
- 大学の自己点検・評価
第9章 歯科医師国家試験
- 歯科医師国家試験の経緯と改革の動向
- 国家試験に関するアンケート調査
第10章 臨床研修
- 臨床研修制度の歴史と仕組み
- 実施状況
- 臨床能力の評価
- コロナ禍における臨床研修
第11章 大学院教育と歯科医学教育研究の動向
- 大学院の実態
- 大学院課程(コロナ禍における研究含む),歯科医学研究の動向
第12章 大学附属病院
- 1)設置形態と所属
- 2)実態
- 3)地域との連携
- 4)点検・相互評価と医療サービス
第13章 専門医制度
- 歯科専門医制度の現況と日本歯科専門医機構
- 一般歯科医師との連携
- 各学会の認定医・指導医と日本歯科専門医機構認定専門医との関係
第14章 生涯学習
- 生涯学習のあり方
- 生涯学習の現況(歯科医師会・学会・同窓会・学部等含む)
- 日本歯科医師会の生涯学習
第15章 教育の質保証
- 1)歯学教育の分野別評価の立ち上げに向けて
- 2)歯学教育評価の概要,試行評価を経た今後について
第16章 歯科専門職教育
- 歯科衛生学教育
- 日本歯科衛生士会における認定歯科衛生士制度について
- 歯科技工士教育
第17章 国際交流
第18章 医学における歯科医学
- 医学教育における歯科医学教育
- 大学病院・総合病院における歯科診療
第19章 学会および関連団体の活動
- 日本歯科医学教育学会
- 日本歯科医学会
- 日本歯科医師会
- 歯科医療振興財団
- 国際関係学会
- 教育関連委員会の活動
第20章 コロナ禍の日本歯科医学教育学会学術大会
歯科医学教育年表―歯科医学教育の創始期から現在まで―
詳細情報
ページ数 |
280ページ |
ISBN |
978-4-89605-390-6 |
版型 |
A4判変型 |
初版年月日 |
2023年2月15日 |
- 協会出版物
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