内容紹介
『咀嚼の本2 -ライフステージから考える咀嚼・栄養・健康-』のタイトル通り、今作の特徴は7つのライフステージごとに咀嚼や咀嚼器官の特徴、望ましい食品の選択や調理法などを歯学、栄養学、食品学の専門家がそれぞれの観点から解説している点にあります。本書はご好評の前作『咀嚼の本 -噛んで食べることの大切さ-』同様、第Ⅰ部で咀嚼とは何かを一般の方にもわかりやすく解説、第Ⅱ部には咀嚼に関するQ&Aを掲載いたしました。
特に咀嚼は近年、高齢者の健康上の問題として注目される「サルコペニア」や「フレイル」の予防・改善に大きく関わっています。高齢期にこのような問題に直面することがないよう、本書からあらゆる世代の「咀嚼」に関する知識を学んでいただけますと幸いです。