指導医・認定研修機関制度

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指導医・認定研修機関制度について

平成16年度から認定医ならびに認定医志望者の指導・育成を行うことを目的に開始された日本口腔衛生学会指導医・認定研修機関制度ですが、令和2年度の歯科公衆衛生専門医制度の創設に伴い、その見直しが行われています。

新たな制度では、指導医は学会の認定医指導育成指針ならびに専門医研修プログラム基準に基づき、認定医・歯科公衆衛生専門医の指導・育成を行うことにより、認定医・専門医の資質の向上を図ります。また、指導医は歯科公衆衛生専門医でもあり、自らも予防歯科臨床および歯科公衆衛生活動の活性化に努め、指導者的役割を果たすことによって、国民の健康と福祉の増進に寄与しなければなりません。

指導医になるには、学会の専門医が指導医制度規則・施行細則にもとづく資格審査と試験審査に合格することが条件になります。認定の期間は5年間であり、その間に指導医として一定基準以上の予防歯科臨床または歯科公衆衛生活動経験を有し、認定研修会の受講、学会総会への参加、学会雑誌への論文等の発表、学会発表を行うとともに、更に臨床・活動経験、研修・学会参加、学会発表等について一定基準以上の単位を取得することが必要です。これにより認定期間がさらに5年間更新されます。

また、指導医の常在する機関のうち、認定医・専門医の指導・育成を行うのに相応しい環境や体制を備えた機関には、認定研修機関として登録していただいています。認定医ならびに歯科公衆衛生専門医は、最寄りの研修機関で指導・研修を受けなければなりません。

上記の制度を効率的に運用するために、指導医と認定研修機関の名簿をホームページで公開しております。

認定医ならびに専門医志望者はもとより、各地域での研修会講師、委員の委嘱や予防歯科・歯科公衆衛生活動関連の各種相談事に対応可能かどうかもわかります。ご要望のある関係機関および住民の方々は、申し入れ者としての氏名、住所、電話番号、依頼・相談の趣旨、特に希望する指導医などを明記の上、学会事務局へFAXまたは郵送していただきますと、対応できますので是非ご利用ください。希望する指導医がいない場合は適切な指導医をご紹介します。また、認定医ならびに専門医志望者が認定研修機関での指導・研修を受ける際にも、希望する研修機関がなければ、学会事務局にその旨をお知らせいただければ適切な機関をご紹介します。

規則