1. TOP >
  2. 学術大会

学術大会

第79回東京矯正歯科学会学術大会

日時:2020年7月9日(木)

会場:WEB開催

第79回東京矯正歯科学会学術大会及び総会について

東京矯正歯科学会
会長 新井 一仁

謹啓

 時下、会員の皆様におかれましては益々ご清栄のことと存じ上げます。
 さて、早速ですが第79回東京矯正歯科学会学術大会及び総会を2020年7月9日(木)に有楽町朝日ホールで開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大の状況を鑑みて【WEB開催】の形式とすることとになり一般口演の演題のみを募集致します。症例展示、認定医更新用症例報告及び商社展示はございませんので合わせてご理解とご協力をお願い申し上げます。

 学術大会に先立ち、参加者は事前に本ホームページから参加登録が必要になります。事前登録の締め切りは学術大会の2週間程度前とする計画で、例年とは異なり当日の参加登録はございません。また、日本矯正歯科学会の認定医のポイントは参加登録をもって確認いただく予定です。
 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大の状況によっては、学術大会の開催についてさらに例年とは異なる部分も出てくる可能性もございます。今後の情報提供や実施方法の変更につきましては、メール配信および本ホームページにてご連絡させていただきますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。

謹白

演題募集のお知らせ

第79回学術大会では一般口演を募集いたします。多数の演題申込をお待ちしております。
 優れた一般口演発表一題に対しまして「東京矯正歯科学会学術大会優秀発表賞」が選考されます。奮ってご参加ください。

演題申込方法

希望する発表形式の募集要項をお読みの上、下記の演題登録フォームよりお願いいたします。

演題申込締切日

2020年5月15日(金)必着 

抄録の提出締切日も同日となっております。

一般口演募集要項
  1. 申込資格:東京矯正歯科学会会員に限ります。
    (ただし、演題内容に深く関わった非会員の共同発表者を2名以内に限り許可します。)
  2. 申込方法:下記の演題登録フォームよりお申込みください。その際に、抄録ファイルをWindows版Word 又はテキストファイルで作成の上、演題登録フォームにて添付してください。
  3. 原則として1題につき口演時間は10分(発表8分、討論2分)の予定です。
  4. 抄録本文には、研究の「目的」、「方法」、「結果」、「考察及び結論」が必ず含まれるようご留意の上、11ポイント(MS明朝が望ましい)を用い38字×27行の1,000字以内にまとめてください。なお、「結果」、「考察及び結論」の記載がない原稿は受け付けません。下記の見本を参考にしてください。
  5. 演者には氏名の前に○印を付けてください。
  6. 所属欄には大学関係者は大学、学部、教室名を、大学関係者以外の会員は病院名・医院名、地域名を、例えば「○○クリニック(文京区)」のように記入してください。
  7. 申込演題の採否は本学会学術委員会で決定致します。なお演題多数の場合にはすべての演題を採択できない場合がありますのでご了承願います。
    また、演題採否のお知らせは、2020年5月28日以降になる予定ですので、あらかじめご了承ください。
症例展示募集要項
  1. 申込資格:東京矯正歯科学会会員に限ります。
    (学術委員会で検討のうえ採否を決定致します。なお、会場の都合上、申し込み多数の場合には展示できない場合もありますので、あらかじめご了承ください。)
  2. 申込方法:下記の演題登録フォームよりお申込みください。その際に、抄録ファイルをWindows版Word 又はテキストファイルで作成の上、演題登録フォームにて添付してください。
  3. 抄録本文には、本文は患者性別、初診時年齢、治療期間、症例の特徴、症例および治療に関するコメント(200字程度)の順でお書きください。下記の見本を参考にしてください。
  4. 所属欄には大学関係者は大学、学部、教室名を、大学関係者以外の会員は病院名・医院名、地域名を、例えば「○○クリニック(文京区)」のように記入してください。

症例展示についての注意事項

第79回東京矯正歯科学会学術大会の症例展示につきましては、以下の要項でお願い致します。

展示準備 2020年7月9日(木)9:30~10:00
発表日時 2020年7月9日(木)10:00~16:00
場所 有楽町朝日ホール
諸注意
  • 症例展示の片づけは、展示終了後の16:00~16:30の間にすみやかに行ってください。
  • お昼休みに展示症例をご覧になられる先生方が多いことが予想されますので、発表者の先生方はなるべくこの時間帯に各自の症例展示場所に待機して頂き、活発にご討論くださいますようお願い申し上げます。
  • 当日は白い布で被った机を用意する予定です。
  • 管理上の都合から、すべての資料は複製したものを展示してください。(万一、資料の紛失、損傷などが生じても学会として責任を負えません)
  • 発表当日、ファイルの第1ページには「演題名」「発表者名」「所属」等を大きく明記したA4サイズの用紙を挿入してください。
  • ファイルのサイズは特に限定いたしませんが、A4サイズ以上のものが適当と思います。

日本矯正歯科学会認定医更新につきまして、症例展示によるご発表は認定医更新のための業績から除外されましたので、ご注意ください。
日本矯正歯科学会認定医更新の業績としてご発表をされる場合には、認定医更新用症例報告のカテゴリーでお申込みください。

症例展示に関する規定

1.症例について

術前[A]、動的治療終了時[B]、動的治療終了後2年以上[C]について、できるだけ以下の資料の揃うものを希望します。A4サイズ以上の大きさのファイルに見やすく整理してください。

2.資料

  1. 写真
    ・顔面写真(正貌、側貌)
    ・口腔内写真(正面、左側、右側、上下咬合面)
    (写真は手札サイズ程度の大きさで、いずれも撮影年月日を明記し、台紙に貼ってください。)
  2. 模型
    顎態模型、平行模型のいずれでも可。模型の前面に術前(黒)、動的治療終了時(赤)、動的治療終了後2年以上(緑)を示す丸いカラー・シールを貼ってください。また、各模型には必ず採得年月日を記入してください。(咬合のわかりにくいものにはワックス等の咬合採得を添えてください)
  3. Ⅹ線写真
    デンタルⅩ線写真10枚法、または14枚法、パノラマⅩ線写真でも可。
  4. セファログラムの重ね合わせ
    A、B、C各ステージのセファログラムを、おのおの黒、赤、緑の線で重ね合わせてください。
    1)頭蓋骨を基準とした重ね合わせ
     (S-N平面基準、あるいはその他の重ね合わせでも可)
    2)上顎骨での重ね合わせ
     (例えば、ANSを原点としてpalatal planeを基準に重ね合わせたもの)
    3)下顎骨での重ね合わせ
     (例えば、mentonを原点としてmandibular planeを基準に重ね合わせたもの)
  5. 模型分析
  6. その他(必要に応じて)
    顎関節や手根骨のⅩ線写真、質問票、調査用紙等。
日本矯正歯科学会認定医更新のための症例報告について

日本矯正歯科学会認定医更新のための症例報告については、東京矯正歯科学会学術大会の「症例展示」とは区別されます。認定医更新用症例報告として展示を希望される先生は、「東京矯正歯科学会」宛に本学会が用意しました下記の演題登録フォームにより、抄録を添付の上、お申込みください。なお、申込資格は東京矯正歯科学会会員に限ります。

また、「日本矯正歯科学会認定医委員会」宛に日本矯正歯科学会ホームページの会員専用ページより所定の提出症例記録簿等をダウンロードして必要事項を記載の上、2020年6月25日(木・必着)までに送付し、大会当日は認定医更新用症例報告用ファイルに綴じてください。学会当日、認定医委員会委員の立ち会いのもと、会場にて試問を受けて頂きます。試問時間の詳細は、当日お知らせ致します。

日本矯正歯科学会送付先
(一財)口腔保健協会内 日本矯正歯科学会事務局 認定医委員会
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル
TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8341

当日は、10時から審査が始まりますので9時30分から10時までに搬入を終えてください。

注意

提示症例には、動的治療終了年月日を必ず記入してください。前回更新書類提出期限の2年前より後に動的矯正治療を終了し、(ただし初回更新者の場合は認定医新規書類提出期限より後に動的治療を終了していること)、保定資料採取日までに保定期間が2年以上経過した資料が整っていることが条件になります。詳しくは、日本矯正歯科学会ホームページをご参照ください。

動的治療終了日:
2015年更新者 2013年7月1日以降(2015年取得者は2015年7月1日以降)
2016年更新者 2014年7月1日以降(2016年取得者は2016年7月1日以降)
2017年更新者 2015年7月1日以降(2017年取得者は2017年7月1日以降)
2018年更新者 2016年7月1日以降(2018年取得者は2018年7月1日以降)
2019年更新者 2017年7月1日以降

また、下記の『認定医更新のための症例報告』セルフチェックリストも併せてご確認を宜しくお願い申し上げます。

演題登録フォーム

演題登録に関するお問い合わせ先
第79回東京矯正歯科学会学術大会 運営事務局
(一財)口腔保健協会 コンベンション事業部内
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル402
TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8341
Mail:tos79@kokuhoken.jp

事前参加登録のお知らせ

事前参加登録方法

下記の参加申込フォームよりお願いいたします。

参加申込締切日

2020年6月25日(木) ※締め切りました

参加申込フォーム

※締め切りました

WEB開催による動画データ視聴について

公開期間(動画データを視聴できる期間)

2020年7月9日(木)8:00 ~23:59
2020年7月16日(木)8:00 ~23:59 ※見逃し配信日

プログラム

開会の辞
学会長 新井 一仁

 会員の皆様におかれましては益々ご清栄のことと存じ上げますとともに、新型コロナウイルス感染症の拡大によって罹患された方やご家族・関係者の皆様にお見舞い申し上げます。
 さて、第79回東京矯正歯科学会学術大会及び総会は有楽町朝日ホールで開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大の状況を鑑みながらも、会員やその患者さんに対して新しい医療情報をお伝えするという学術大会本来の目的をめざし、本日【WEB開催】の形式で開催できる運びとなりました。
 特別講演は、いずれも新型コロナウイルス感染症をテーマとして、東京歯科大学で呼吸器内科学をご専門とされる寺嶋 毅 教授にオンライン講演を、そして微生物学をご専門とされる奥田克爾 名誉教授に誌上講演をお願いすることができました。ご多忙な中、急なお願いにもかかわらずご丁寧に準備いただきまして心から感謝申し上げます。また、ご紹介の労をお取りいただきました東京歯科大学の西井 康教授に重ねて御礼申し上げます。
 会員の皆様におかれましては、初めてのオンラインによる事前登録に対しましても絶大なるご理解とご協力をいただき心より御礼申し上げます。また急な開催形式の変更にご理解いただきました理事・監事の皆様、一時は中止もやむを得ないのではないかという深刻な状況の中で応援してくださいました槇宏太郎前会長、例年とは異なるプログラム構成を工夫していただきました本吉 満委員長はじめ学術委員会の皆様、そして外出もままならない中で講演の録画・録音にご協力いただいた講演者の皆様に深く感謝申し上げます。
 東京矯正歯科学会では初めてとなる【WEB開催】による学術大会となりまして、なにかとご不便もおかけするかと存じますが、どうぞ最後までお楽しみください。

一般口演
1. 母親の妊娠期の喫煙習慣とその子どもの永久歯欠損の関連性について
-甲州市母子保健長期縦断調査より-

1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面矯正学分野,2山梨大学大学院総合研究部医学域社会医学講座,3東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野
◯姜 順花1,保田(雲内)裕子1,小川卓也1,山縣然太朗2,藤原武男3,森山啓司1

(質問)
・妊娠時喫煙と永久歯欠損との関連性との事ですが、その中で先天性欠如歯である可能性はどの程度あるとお考えですか?
(回答)
・過去の報告によりますと、日本における一般集団で永久歯先天性欠如を有するものは全体の8.5%、また国外の研究にはなりますが、埋伏歯を有するものは2.9%-13.7%との報告があります。本研究で評価した永久歯欠損の多くは、上下顎5番欠損(E残存あり、なし共に)、下顎前歯一本欠損、上顎2番欠損でしたが、いずれも先天性欠如・萌出障害の有病率が高い歯種となります。あくまで推測にはなりますが、過去の報告から考えると先天性欠如・萌出障害は同様の頻度で含まれていたのではないかと想像いたします。

(質問)
・先行研究では、妊娠中の喫煙と先天性欠如との関連性について調査されているようですが、埋伏や萌出遅延に対する妊娠時喫煙の影響についてはどうお考えでしょうか?
(回答)
・妊娠中の母親の喫煙が歯の発生だけでなく、形成・萌出に与える影響に関する考察ですが、歯の発生から萌出までを一連の事象として捉え、妊娠中に喫煙(ニコチンや酸化ストレスなどへの暴露)が上記のプロセスのいずれかに影響を及ぼし、結果として萌出に至らない、との仮説を立案致しました。また、母親の妊娠中のみならず、出生後も家族の喫煙による副流煙の影響を受ける場合も考えられるかと思います。鑑別診断に関しては今後の検討課題とさせて頂きます。

(質問)
・永久歯欠損の研究の臨床応用については、どうお考えでしょうか?
(回答)
・臨床応用に関してですが、妊娠している女性への禁煙指導の中でのエビデンスの一つとして提示出来ると考えております。

(質問)
・母親の喫煙を含めた生活習慣と子供の永久歯先天欠如の関連を調べておられますが、永久歯の先天欠如には遺伝的な要因も考えられると思います。先天欠如があった子供の母親、父親に問診等で先天欠如の有無は確認されたのでしょうか。
(回答)
・先生にご指摘いただきましたように、永久歯欠損には遺伝的要因の関与が考えられますが、今回の研究では家族歴の採取などを行なっておりません。本研究の限界と考えております。今後の検討課題とさせて頂きます。

(質問)
・患者さんに対して説得力のある、面白い結果でした。なかなか難しいとは思いますが、遺伝的な要因を排除する為の、両親の先天欠損の有無のデータは有りますでしょうか。
(回答)
・今回の研究では家族歴の採取などを行なっておりません。今後の検討課題とさせて頂きます。

(質問)
・集団検診時、エックス線写真を撮影することはないので、先天的欠損ではなく、埋伏の可能性も考えられますが、そこはどのように確定診断をされたのでしょうか?
(回答)
・本研究では永久歯欠損を視診にて評価致しましたため、永久歯の先天性欠如、および萌出障害(埋伏歯を含む)をまとめて永久歯欠損とさせて頂きました。

2. 日本人口蓋裂患者における咽頭扁桃と口蓋扁桃の成長発育

1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科咬合機能矯正学分野,2川崎医科大学医学部
〇間邊安寿雅1,石田宝義1,神田英一郎2,小野卓史1

(質問)
・扁桃の大きさは個人差のある器官だと思います。各ステージの全患者の扁桃の大きさの平均値で変化を比べるよりも、各患者のステージ間の扁桃の大きさの変化率を出して、その平均値をとったほうが意味がある様な気がするのですが。その場合と今回の結果に違いは出てきますか? とても興味があるので、よろしくお願いいたします。
(回答)
・今回の研究では扁桃の成長発育パタンを捉えることを目的としております。変化率とその平均とすると比較群が少なくなり、扁桃の増減が捉えられないと考えました。変化率は調べておりませんので、今後の検討課題とさせていただきたく存じます。

(質問)
・良好な初回手術を行った口蓋裂症例では、健常人とほとんど相違ないと考えています。対象症例の上下顎関係・咬合(ANB、GOSLONなど)はどうだったのでしょうか?
(回答)
・今回はN数をできる限り増やし、ANBなどが正規分布することを目標としました。しかし、長期的な資料が揃っている症例が少なく、今後の課題とさせていただきたく存じます。

(質問)
・成長が進むにつれ、扁桃が小さくなることにより、鼻咽腔閉鎖機能不全が悪化すると言われています。この点をどう考えますか?
(回答)
・.今回の研究において口蓋裂患者では健常児と比較して扁桃は小さくなりにくいことが示唆されました。その差異は環境的な要因だけでなく、代償的な意味合いもあるのではないかと考えております。

3. 眼窩下神経部分結紮が誘発する大脳皮質応答増強はオキシトシン処置,低出力レーザー照射で抑制される

1日本大学歯学部付属歯科病院歯科矯正学講座,2日本大学歯学部基礎自然科学分野,3日本大学歯学部薬理学講座
〇野間大地1,藤田智史2,小林真之3,本吉 満1

4. 下顎枝矢状分割術後に見られる咀嚼運動パターン変化と下顎頭のリモデリングの関連性について

日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座
〇岡田英之,根岸慎一,石井かおり,今村竜太郎,葛西一貴

(質問)
・術前術後の下顎頭をBody Ruggleを用い重ね合わせたとされていますが、もう少し具体的に解説頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(回答)
・Body-Rugleを用いた下顎頭の重ね合わせ機能は(株)メディクエンジニアリングに製作して頂きました。下顎骨近位骨片抽出後、術前および術後の近位骨片の不変部位を基準点として重ね合わせを行います。基準点は、筋突起先端、下顎切痕最深部、下顎孔など個人の解剖学的特徴のある部位を3点選択します。重ね合わせの精度をさらに上げるために、基準点付近に無作為に20点の重ね合わせ部位を設定し誤差修正を行います。誤差が、0.1mm以下になるまで修正を繰り返し行います。

5. 矯正装置がスマイル時顔貌の視覚的注意に及ぼす影響と男女間での比較
-アイトラッキングによる検討-

日本歯科大学生命歯学部歯科矯正学講座
〇前田嘉子,井上真帆,矢部愛子,生駒美沙,新井一仁

6. Nrf2活性化による抗酸化能強化の歯科矯正臨床応用の可能性

鶴見大学歯学部歯科矯正学講座
◯勝又裕太,菅崎弘幸,成宮 毅,和田悟史,遠山俊之介,田中 健,友成 博

7. 機能的顎矯正装置により発生する力学的荷重の計測方法確立と荷重影響因子の解明

1昭和大学歯学部歯科矯正学講座,2玉川大学工学部エンジニアリングデザイン学科,3東京工業大学科学技術創成研究院基礎研究機構
◯鬼丸美菜子1,髙橋正皓1,木村 仁2,伊能教夫3,槇 宏太郎1

8. 歯科矯正用アンカースクリューに側方荷重を加えた際の骨反応の解析

1東京歯科大学歯科矯正学講座,2東京歯科大学解剖学講座
〇松本高明1,松永 智2西井 康1

9. 明海大学病院矯正歯科の顎変形症症例における歯科矯正用アンカースクリューの使用目的

明海大学歯学部形態機能成育学講座歯科矯正学分野
〇豊田亜希子,又平悠里恵,山口浩司,藤本航大,東金由莉,上里忠成,佐々木 会,大塚雄一郎,須田直人

10. 新型上部構造にて連結された矯正用アンカースクリューの臨床成績について

1神奈川歯科大学高度先進口腔医学講座,2神奈川歯科大学顎顔面病態診断治療学講座
〇佐藤允俊1,尾崎博弥1,小林 優2,不島健持1

特別講演1 座長 新井 一仁
「新型コロナウイルス感染症 ~口腔診療で注意すること~」

寺嶋 毅 先生(東京歯科大学市川総合病院 呼吸器内科 教授)

特別講演2 座長 西井 康
※特別講演2は誌上発表のみとなります
「新型コロナウイルスパンデミック時での歯科矯正治療」

奥田 克爾 先生(東京歯科大学 名誉教授)

日本矯正歯科学会
からのお知らせ
座長 本吉 満
「認定医の取得,更新を目指す方,また,その指導者へ
-認定医新規・更新申請,指導医新規・更新申請制度の理解のために-」

倉林 仁美 先生(公益社団法人日本矯正歯科学会 認定医委員会委員)

開会の辞
副会長 高橋 滋樹

 今回の学術大会がweb開催となり、発表ならびにご講演いただいた先生には準備にご不便ご苦労をおかけしたと思います。症例展示や質疑応答ができないというようなデメリットもありますが、本学会が学術活動の維持のため、迅速な対応を進められたことは新井会長のリーダーシップに寄与するところが大きかったと感じております。
 特別講演では、最新の新型コロナウイルス感染症に関わる知見をお二人の先生にお示しいただきました。コロナ禍初期には、不要不急というキーワードと矯正歯科が並列されました。矯正歯科治療は不急ではない病態が主ですが、会員の多くが不要ではないと信じ日々の診療にあたっていると思います。感染が一段落し次のフェイズを迎える今、矯正治療そのものだけではなく、感染予防も含めた安全安心な矯正治療を提供していくことが社会からも求められていると思います。
 落ち着かない日々が続いてはおりますが、会員の皆様のご多幸とともに、また会場で実際にお目にかかることができることを祈念いたしまして閉会の挨拶とさせていただきます。

ページのトップへ戻る