歯医者に聞きたい妊産婦のお口のケア
著 田村 文誉・代田 あづさ・児玉 実穂・鈴木 麻美

内容紹介
妊娠中や産後に、歯が痛くなったり、口の中にできものができたりしたらどうしますか?「この時期に歯の治療は大丈夫?」「育児が忙しく、歯科医院に行く暇がないのでは?」、そう思われるお母さんも少なくないことでしょう。
もちろん、生まれてくる子どもの口腔の健康はお母さんの健康と密接な関係があり、妊娠中、産後も定期的に歯科医院を受診していただくことは大切です。ただ、それでも歯科医院に行くのは不安...。そんなお母さんのため、本書はこれまでお母さんたちから寄せられた質問や疑問をまとめ、わかりやすく解説いたしました。お母さんだけでなく、生まれてくる赤ちゃんのお口のケアを一考する手助けとして、ぜひご活用ください。
掲載内容
1 妊婦さんに必要な栄養
- 体重管理
- 肥満によるリスク
- やせによるリスク
- 体重の維持
- エネルギー所要量
- 栄養について
- 栄養素
- 栄養のとり方
- 必要な栄養素の代表
- 妊娠中に控えた方が良い嗜好品
2 妊婦さんは歯の病気になりやすい
- 口腔環境が悪化する要因
- 妊娠によるホルモンの変化
- 免疫反応の変化
- 栄養摂取
- 妊娠関連歯肉炎
- 妊娠性エプーリス
3 歯周病から赤ちゃんを守れ
- 妊娠関連歯肉炎・歯周炎のリスクについて
- 早産・低体重児出産と歯周病との関係
- 妊娠前の歯周病の予防がとても大切
4 歯科検診のすすめ
- 口腔管理
- 母子手帳の活用
- 妊娠中の歯科治療
5 生まれる前に歯を治しておこう
- エックス線のリスクについて
- 麻酔のリスクについて
- 服薬のリスクについて
6 産後こそケアを
- 産後も、むし歯や歯周疾患になりやすい?
- 母子伝播について
7 丁寧なケアが難しい時のお手入れ
- 望ましいふだんのケア
- 丁寧なケアが難しい時のお手入れ
詳細情報
ページ数 |
44ページ |
ISBN |
978-4-89605-365-4 |
版型 |
A4判 |
初版年月日 |
2020年6月12日 |

- 協会出版物
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