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絵本、教養

歯医者の目を通して見れば -古典から石垣・邪鬼まで-

藍  稔 著

画像:歯医者の目を通して見れば -古典から石垣・邪鬼まで-

内容紹介

 長年にわたり、歯学とくに義歯に関する分野を専門にしてきた筆者が、日常の折に触れて見聞きするものの中に、それと同調するものを見出し、歯医者独自の目線で掘り下げた趣味の歯科エッセイ。
 お城の石垣や五重塔の構造と義歯を比較したり、すべてを歯科医師目線で着想したユニークな一冊です。

正誤表

価格:1,980円(税込)

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掲載内容

第一章 アーティキュレーションの話

  • 寅さん映画と歌舞伎にみる啖呵
  • 曲亭馬琴の木床義歯の悩み 他

第二章 古典文学にみる歯の痛み

  • 清少納言が書いた歯なしは年寄り
  • 骨からわかった徳川将軍の歯の病 他

第三章 アマルガメーション

  • むし歯治療に使われたアマルガム
  • 黄金の大仏と水銀公害 他

第四章 城の湾曲した石垣

  • 江戸城にみる石垣の積み方
  • 義歯の歯列と石垣の湾曲 他

第五章 五重塔

  • 動物園の五重塔(旧寛永寺の塔)
  • 義歯の脱離防止の仕組み 他

第六章 四天王に踏まれた邪鬼百態

  • 邪鬼の彫像
  • 四天王と邪鬼の像の推移 他

詳細情報

ページ数 168ページ
ISBN 978-4-89605-359-3
版型 A5判
初版年月日 2019年8月5日

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