21世紀は統合医療の胎動の時代であり、医科、歯科、その他の医療従事者が垣根を越えた和合の世界であると言えよう。なぜなら大自然においては、東洋と西洋、自然と人間、男と女、心と体などすべて相対である。それを知ることが真理であり、科学であり、医療であり、愛の原点であり、すべては一つである。本学会は、先見の目いわゆる“真実を見る目”をもって“全身と咬合の関連”をあらゆる分野から学問として追及する世界で唯一の学会である。多くの医療従事者の方々が本学会に参加され、認定医、認定者を取得され、これから到来するであろう“統合医療の春”を皆様とともに迎えられることを期待しています。
第19回日本全身咬合学会学術大会
大会長 中村昭二