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歯科衛生士・歯科技工士・歯科スタッフ 関連

インシデントの事例と対策 -歯科衛生士のヒヤリ・ハット-

松田 裕子 編集

画像:インシデントの事例と対策 -歯科衛生士のヒヤリ・ハット-

内容紹介

 本書は歯科衛生士教育、歯科診療室で好評の『歯科衛生士のヒヤリ・ハットの事例と対策』に8の事例を追加し、新たに「医療安全確保の義務化」に関する解説も加えた改訂版です。
 看護教育・介護職では教育プログラムに組み込まれることが多いインシデントですが、歯科衛生士教育では感染対策などに留まり、「医療安全」「医療安全管理」として教育に統合、プログラムしているのはまだ少数にすぎません。
 本書は58の事例とその対策を掲載、シーンごとに発生しやすいインシデントが容易に想像できるよう編集しました。よりよい歯科医療サービスの提供を目指す病院や養成機関、歯科衛生士の皆さまにご活用いただきたい一冊です。

価格:2,808円(税込)

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掲載内容

第1章 事例と対応

  • Q1  患者さんを間違えて誘導した
  • Q2  誘導時に誤って患者さんを転倒させそうになった
  • Q3  忘れていて、患者さんを長い間待たせてしまった
  • Q4  保険証や診察券を渡し忘れそうになった
  • Q5  予約の取り間違いをした
  • Q6  他の患者さんの処方箋を渡しそうになった
  • Q7  患者さんと歯科衛生士の意見の食い違いで口論になりそうになった
  • Q8  薬液を間違えそうになった
  • Q9  医師の指示を聞き間違えた
  • Q10 血液が目に入りそうになった
  • Q11 治療中にユニット作動のフットスイッチを踏みそうになった
  • Q12 患者さんの頭にライトをぶつけてしまいそうになった
  • Q13 薬ビンを落としてしまった
  • Q14 患者さんが洗口剤を飲みそうになった
  • Q15 器具を洗浄中、探針で指を刺しそうになった
  • Q16 滅菌パックの口が開いて器具を落としそうになった
  • Q17 使用済の器具を次の患者さんに使いそうになった
  • Q18 感染患者の使用した器具の消毒法を間違えそうになった
  • Q19 チェアーから水が漏れていて患者さんが転倒しそうになった
  • Q20 熱したストッピングキャリアーが患者さんの頬粘膜にふれそうになった
  • Q21 吸引中にホースからバキュームチップがはずれた
  • Q22 リーマー、ファイルを指に刺しそうになった
  • Q23 印象採得の際、嘔吐反射を起こしそうになった
  • Q24 床に義歯の切削片があり、患者さんが滑った
  • Q25 インレー、クラウンが落下し、誤飲させそうになった
  • Q26 バーナーで毛髪をこがした
  • Q27 吸引チップに血餅がつまり、患者さんをむせさせてしまった
  • Q28 片づけで注射針を指に刺しそうになった
  • Q29 小児患者の口蓋に歯ブラシがふれ、嘔吐させそうになった
  • Q30 治療中小児患者が突然動き出し、ピンセットで口唇を傷つけそうになった
  • Q31 矯正装置除去時にプライヤーで口唇を挟みそうになった
  • Q32 デンタルフィルムを現像中に感光させてしまった
  • Q33 妊婦中の患者さんにプロテクターを装着せずにエックス線撮影をしそうになった
  • Q34 TBI時に患者さんの唾液が飛び散って顔にかかりそうになった
  • Q35 TBIの際、染色剤で患者さんの衣服を汚してしまった
  • Q36 ペースメーカー装着の患者さんに超音波スケーラーを使用しそうになった
  • Q37 スケーリング時、除去した歯石が飛び散って自分の目に入りそうになった
  • Q38 スケーリング中に声をかけられ、振り向いて患者さんの口唇を刺しそうになった
  • Q39 スケーリング中にスケーラーでレジン充塡を傷つけてしまった
  • Q40 スケーリング中に、動揺歯を抜去しそうになった
  • Q41 スケーリング中に患者さんの舌が動き、スケーラーの先で舌を傷つけそうになった
  • Q42 スケーラーを自分の手に刺したことに気づかず、そのままで器具を使い続けそうになった
  • Q43 エッチングをせずに、填塞材を塗布しそうになった
  • Q44 顎がはずれたまま、患者さんを帰しそうになった
  • Q45 フッ化物の量を間違えそうになった
  • Q46 薬液を間違えそうになった(フッ化物塗布時)
  • Q47 車椅子を押すときに利用者さんの足がフットレストから落ちていた
  • Q48 車椅子への移乗の介助で、タイミングがずれてぎっくり腰になりそうになった
  • Q49 お茶の温度が高く、利用者さんをやけどさせそうになった
  • Q50 食事介助のとき、タイミングがずれて利用者さんが咳き込んだ
  • Q51 口腔清掃をする際に、対象者の歯ブラシを他者のものと間違えて使用しそうになった
  • Q52 義歯着脱操作時に、指を噛まれそうになった
  • Q53 義歯装着時に口唇にクラスプを巻き込んでしまい、傷つけそうになった
  • Q54 咀嚼嚥下障害の利用者さんの食事形態を間違えて配膳し、むせてしまった
  • Q55 車椅子(歩行器)のストッパーが解除されていて、手を掛けた瞬間に可動(動き出)して利用者さんが転びそうになった
  • Q56 インプラント埋入患者のケアで、粒子の粗い研磨剤配合の歯磨き剤を使用しそうになった
  • Q57 インプラント埋入患者のケアで、通常使用しているスケーラー(金属)を使用しそうになった
  • Q58 インプラント埋入患者のケアで、リン酸酸性フッ化ナトリウム溶液を塗布しそうになった

第2章 基礎教育の段階でどのように教育をしたらよいか

【新人教育】
  1. 新人がインシデントを起こす原因・要因
  2. 起こりやすい事例
  3. インシデント対策
  4. インシデント・アクシデント報告の必要性
  5. 感染対策
【学生教育】
  1. 基礎教育
  2. 衛生管理
  3. 臨地実習オリエンテーション

第3章 インシデント・アクシデントマニュアル

  1. 診療室において
  2. 地域保健活動の場において

第4章 事故の責任と法的問題

  1. はじめに
  2. 医事紛争・医療事故・医療過誤の概念
  3. 医療事故の類型
  4. 医療事故・医療過誤の実数
  5. 歯科衛生士の法的責任
  6. 医療過誤訴訟の処理状況

第5章 医療安全確保の義務化

  1. 医療安全管理は組織の問題
  2. 医療法と医療安全管理
  3. 歯科医療と医療安全管理
  4. 歯科衛生士が担う医療安全管理の役割

第6章 その他「備えあれば憂いなし」

  1. 卒後教育での事故防止について
  2. 医療事故の現状

詳細情報

ページ数 200ページ
ISBN 978-4-89605-307-4
版型 B5判
初版年月日 2015年3月30日

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